さて、今週の恋する小惑星は?
- あお、同棲を叶えるプレゼンテーション!
- 桜先輩、初友チョコのバレンタイン!
- 卒業! モンロー先輩の振り返りと笑顔と涙
- 同棲スタート! でも2人は初めてのケンカ……
今週もまた見てくださいね。キラキラな日常が続きます。
そんな第9話「本当の気持ち」。
ストーリー
アバン ~ Aパート
あおは、引っ越しをしたくない、みらと活動を続けたいという想いをお母さんに打ち明けます。言葉だけでなくて、とある資料を提出します。
それは地学部&新聞部さんの協力を得て作成した新生活提案書。居候でみらと同居生活する案を現実的にプレゼンするのでした。
「みらと一緒に目標を、夢を追いかけたい!」
最後に子供らしい悪あがきでお願いします。
自分の想いを語ってくれた娘にお母さんも嬉しい様子で、同居案を前向きに考えてくれるようになりました。
そこにナイスなタイミングで、みらのお母さんからメッセージ。
こちらは賛成のようです。みらのイラストをアイコンにしてるの可愛い。
母曰く、親は子供の夢を応援したいもの、とのこと。
後日。同居案は無事両方の親御さんからOKが出ました! やったぜ!
ツンデレ桜先輩やマスコミイブちゃん先輩が可愛いのはさておき、みらとあおは屋上に出ます。
そして手を繋ぎ、みらは気配りできる妻に、あおは気持ちを伝えられる嫁になることを誓い合うのでした。尊い……。
あおがみさ姉の部屋に住むことで二人の匂いを同時に楽しむことができる!と息巻いていた、すずちゃん。本当は、憧れのみさ姉と離れてしまうことが憂鬱なようでした。
髪下ろしてるの可愛い。
そこに、意外な人物、桜先輩から連絡が来ます。
ツンデレ桜先輩の相談事は、地学部のみんなに作って渡したいバレンタインの友チョコ。
友チョコ初体験の先輩に、すずちゃんは手をわきわきさせます。でも、自分の本命チョコの話になって動揺を見せます。
毎年みさ姉に冗談めかして渡していたチョコ。今年は――
2月13日です。ジャージエプロン姿も可愛いけどベーカリー制服に着替えて、桜先輩とすずちゃんでチョコ作りに励みます。
ツンデレをいじるすずちゃんですが、お調子者で本心見せないところを指摘されてカウンターを食らいます。本心見せない似た者同士なのでした。
2月14日バレンタイン当日は、地学部部室でチョコを渡し合います。
「ハ……ハッピー、バレンタイン!」
可愛すぎか!! ツンデレもここまで来るともはやデレデレです。
手作りでまるで本命チョコみたい。味も見た目も良し、さらには愛情も詰まった桜先輩のチョコにみんな幸せなのでした。
そして、すずちゃん。
夕暮れの生徒会室にて、みさ姉に、チョコを渡します。
「私の気持ち、受け取ってください」
Bパート
日々は過ぎて、3年生の卒業式です。
モンロー先輩は無事志望校に合格できたそう。よかった。
モンロー先輩は、1年前を振り返ります。
――
天文部と地質研が合併させられることを急に告げられる、モンロー先輩と桜先輩。
ドライな性格と真面目な性格の2人は、中々に気が合わなそうです。
ケンカに発展しそうなところを、イノ先輩が頑張って諫めます。
その後、みらとあおが入部。
夢に向かって頑張るみらとあお、夢中になれるものがある桜先輩とイノ先輩に、モンロー先輩は感化されていきます。
部活動をステップアップや内申点のためと捉えて部長の業務に取り組む自分に、
「……それって、楽しい?」
その疑問は、現代の自分の気がかりでもありました。
――
地学部は、部室棟の前で記念写真を撮ります。
泣いているイノ先輩に桜先輩はハンカチを渡しますが、そのハンカチはすでにびしょびしょ。泣いてるやん……泣
撮影の前に、卒業する2人へ、在校生の3人から記念品の贈呈とアルバムのページの追加がありました。
その写真の中には、モンロー先輩のたくさんの笑顔がありました。
最後に追加される記念写真でも、素敵な笑顔で笑っているのでした。
帰り道。部活を楽しめていた自分を自覚し、モンロー先輩は泣き出します。
桜先輩がなだめます。大学に入ったら余計なことを考えずに楽しみなさい、「私も近くにいるんだから」と。そして手を取ります。
桜×モンローいいよね。いい……。
ついにみらとあおの同居生活が始まります。
しかしその初日から2人はケンカを始めてしまいます。原因は、みらが荷物を勝手に開けてしまったこと。
みさ姉から諭されて(ついでに親近感を抱いたり神棚の管理を任されたりして)、あおからみらに歩み寄ります。
開けられた荷物に入っていたのは、天文デザインのマグカップ。それは引っ越しのお別れのときに渡すつもりで買ったもの。でも今は同居スタートのお祝い品。
泣きながら謝るみら。あおに抱きつきます。夕暮れが2人を照らす、尊い光景です。
新年度の春。
地学部新入部員募集の看板を持って校舎を練り歩く、みらとあおの姿がありました。無許可は良くないのでイノ先輩に追いかけられます。
一年生の中には、去年の文化祭に来ていた、桜先輩の妹さんや緑髪ちゃんがいます。興味ありげに地学部を眺めていますが、入部してくれるのか。
というところで、今回はここまで。
次回、第10話「雨ときどき占い」。
まとめ
様々な人物たちにスポットライトを当て、決心や振り返り、再出発が描かれた素敵な回でした! 改めて第1話から見直したいと思いました!
卒業という節目でも湿っぽい空気になりすぎず、むしろモンロー先輩が楽しかった日々を自覚することができて良かったですね。
友チョコへの挑戦と本命チョコの告白、卒業と振り返り、ケンカと仲直りなど数多くのイベントがありましたが、みんな後悔なく次へ進むことができているようで、素晴らしいことです。
大人らしく、子供らしく
あおは大人っぽいところ、あるいは大人を目指して背伸びしようとするところがあります。
それゆえに、引っ越しが嫌なのに我慢して、言い出すことができませんでした。
そんなあおにみさ姉が授けたのが、子供らしい悪あがき。
お母さんの説得では、大人っぽいプレゼンと、子供らしい悪あがきを併用しました。
幼さは弱みと扱われることも多いですが、こうやって武器にもなりうるのです。じゃんじゃん使っていってほしいです。
ツンデレ桜先輩の大活躍
引き続き桜先輩可愛すぎるだろ!な回でもありました。
手作りの初友チョコを試みたり、イノ先輩より先にこっそりハンカチを濡らしていたり、よほど地学部が大好きだったんですね。
本心を見せない似た者同士なすずちゃんとのカプという新たな可能性も拓けて期待が高まりました。でも先輩の場合は本心バレバレなんですが笑
部の合併当初はモンロー先輩にツンツンだった桜先輩も、今やデレデレ。
性格真逆の2人が徐々にお互いを理解し合っていきやがて親友になる展開、好きです。
同じ大学に進むならこっちも同棲すればええやん!と思ったのは私だけではないはず。
モンロー先輩の振り返り
飄々とした性格に見えて、本心では部活に対してドライな考えを持っていたというモンロー先輩。こちらも、地学部で過ごすうちに内面の変化があったようでした。
最後の活動も笑顔で締めくくられたモンロー先輩の1年は、きっと楽しかったに違いありません。それを教えてくれたのが後輩たちのくれた写真というのも、また素敵なポイント。
振り返りの中で、まさかの1話の天地人の伏線。天文班と地質班をはっきり区別しようとする桜先輩が天と地を書き、中立に立とうとするイノ先輩が人を書いたのでした。
区別のつもりが今やしっかり三位一体となったのですから、人生は不思議です。
今回のお気に入りシーン
繰り返しになりますが、最悪な第一印象から親友になる展開ほんとすこ。
アルバムを眺めながら「私たち昔は仲悪かったよねー。でも今は……」とか言ってイチャイチャしてほしいです!
おわりに
以上となります。
長くなりましたが、最後まで読んでいただけたなら幸いです。
ありがとうございました。